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シンガポール・マレーシアでの名物カヤジャムと日本での入手方法
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こんにちは。管理人のおかかです。
今日は夫(ナシレマ)の好きなカヤジャムについて書きたいと思います。
カヤジャムとは
カヤジャムとはマレーシアやシンガポールの伝統的なジャムです。
ココナッツミルク、卵、砂糖を混ぜて作ったペーストです。香りづけにパンダンリーフを使ってるのが特徴的です。
カヤとはマレー語で「豊か、裕福」を意味するそうです。
パンダンリーフとは、、
マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシアなどの南国の国でみられるタコノキ科の植物です。
この葉自体は食べませんが、葉からでる甘い香りを料理の香り付けに使ったり、緑色の着色を付けたいときの色付けの為に使われます。部屋の芳香剤や消臭剤として使われることもあるそうです。
お義母さんと市場(スーパーではなく街中の屋外にあるお店)に行った時野菜やお肉に並んでパンダンリーフも山積みされていました。ちなみにパンダンリーフはパンダとは関係ないみたいです。
由来
マレーシアは15世紀から16世紀にかけてポルトガル支配されていました。そのためポルトガル人がそのまま住み続けてポルトガルに伝わるオヴォシュ・クリーム(卵黄と砂糖を混ぜたクリーム)をアレンジしたという話があるそうです。そのアレンジをしたのがババ、ニョニャの人々(中国から移住してきてマレー人と結婚して生まれてきた民族)だと言われています。
現地ではマレー系、インド系、華人民族隔たりなく食べるそうです。まさに国民食ですね!
食べ方
シンプルにトーストに塗ってバターをはさむ「カヤトースト」が朝食でよく食べられています。
本場は薄いトーストですが、我が家の自家製パンでバターをはさんで作ってみました。
素人の写真なので大目にみてください(汗)
ペナン島の屋台でもパンケーキを見かけましたので撮影しました。
このパンケーキは緑色の発色がきれいなのでパンダンリーフで色付けされていますねー。
ちなみにカヤジャムが茶色ですがパンダンリーフは香り付けに使われています。お菓子の材料で使われるバニラエッセンスをイメージするといいかもしれません。
日本でも買うならKALDIかネット通販
2種類のカヤジャムを食べてみました。
①カヤミラ カヤジャム 容量215g(参考価格598円)
- 着色料不使用
- 香料、保存料不使用
カヤミラはシンガポールの会社です。シンガポール国内では定番のブランドです。こちらはKALDIにて購入しました。
やや固めペースト状です。ほんのりとした甘さです。私はこの甘さがお気に入りです。
➁アヤム カヤジャム 容量200g(参考価格645円)
- 着色料不使用
- 香料、保存料不使用
AEONで購入しました。
アヤムはマレーシアシンガポールを拠点にする東南アジアの食品会社です。
こちらのジャムはとろりとしていて甘さがあります。